Point1. しわの原因になっているポイントに注入し立体的に改善

年齢とともにできてくるしわや窪みは、肌のヒアルロン酸が徐々に減少していきコラーゲン組織が壊れ、しわの部分だけが凹むのではなく、周囲の組織の構造が変化することによって起こります。

そのため、しわや凹みの部分だけではなく、組織の構造が変化する原因になっているポイントにヒアルロン酸を注入することが必要になります。

当院ではヒアルロン酸を注入する際、しわや凹みの部分だけではなく、組織の構造が変化する原因になっているポイントに少しずつ注入していき、周囲の構造を立体的に改善することによって、しわの改善を図ります。

Point2. 長期に渡る持続性

当院で使用する主なヒアルロン酸は、厚生労働省より承認を取得した、アメリカの製薬会社アラガン（Allergan）社の「ジュビダームビスタ®」を使用しています。

最大の特徴は、約12~18ヵ月という長期に渡る持続期間です。
また、外圧がかかっても形状が崩れにくいという性質があるため、額・鼻・顎などへ注入することでご希望のラインを整え、自然な仕上がりへ導きます。
麻酔剤が含まれたタイプなので痛みが少ないのも特徴です。

鼻・顎などの輪郭形成クレヴィエル

密度が濃く固いタイプのヒアルロン酸です。高濃度のため弾力性があるので、鼻・顎の皮膚をしっかりと上に持ち上げることが可能で、形成した形をキープしやすいという特徴があります。
【鼻】は、顔全体のバランスを考えながら、施術中も注入箇所や量を相談しながら注入していきます。
【顎】は、引っ込んだアゴに、適量を注入して顎を少し前に出すことにより、立体的でシャープな印象のフェイスラインに導きます。

目元のしわ

目尻や目の下のしわは、眼輪筋（目を閉じたり、笑ったりするときに動く筋肉）が収縮すると出ます。目尻・目の下の眼輪筋にボツリヌス注射をして、その部分の筋肉の収縮を弱めることで目元のしわを改善します。

額のしわ

額のしわは前頭筋という筋肉の動きによって出ます。前頭筋は眉毛を上げるための筋肉なので、眉を上げるクセや表情のクセの動きによってしわが出ます。
その前頭筋の収縮をボツリヌス注射で抑制することで、額にしわをよりにくくすることが可能です。

眉間に出来る縦じわは、皺眉筋（しゅうびきん）という筋肉の収縮で起こります。この筋肉が収縮すると眉間に縦じわが入り、老けた印象を与えてしまいます。その筋肉の箇所にボツリヌス注射をすることで、眉間にしわがよりにくくなります。

エラボトックスは、エラが張って見える原因となっている「咬筋」にボツリヌス注射をして咬筋の動きを抑制することで、発達したエラ部分の咬筋を痩せさせ、スッキリとした小顔へ導きます。
また、食いしばりや歯ぎしりでお悩みの方にもおすすめです。上下の顎を動かすときの力がいつものように入らなくなるため、無意識に出ていたクセが出なくなります。

加齢とともに口角が下がって来ると老けて見えてしまいます。
口角には上げる働きをする筋肉と下げる働きをする筋肉がありますが、下げる働きをする口角下制筋にボツリヌス注射をして緩めることで、口角を上げる作用が勝つため、口角を引き上げることが可能です。

アゴ先のしわの主な原因は、オトガイ筋の過剰な働きによるものです。
このオトガイ筋にボツリヌス注射をし、アゴの力をリラックスさせることで、梅干しジワを改善します。横から見たときもアゴのラインがすっきりとした印象へ導きます。